おかげ様で、ますます好調でして・・・・
相変わらず、暑い暑いと唸りながら8月が終わります。
長~い梅雨の後に待っていたのは猛烈な暑さ。地元和歌山は大阪や京都に比べると数字的に何℃か低いですが、それでも暑いです。これだけの高温続きですから、突然の強い雨などは当然あるわけですが、それでも天気予報的には概ね晴れ続き。イコール商売的には稼働率が上がるわけで、結構な状況が続きました。また特定の品物だけが売れているわけでもなく、おかげ様でどれも万遍なく動きが良い状況ですが、とりわけサビキ等のファミリー商材にアミエビブロックなどは特にひっ迫。工場スタッフの一部は休日にも出てきて、稼働を上げねばならないところさえありました。もちろん釣り業界では道具類も全般的に絶好調で、小売店では品薄になってるアイテムも多々あるようですね。
しかし世はまさにコロナの国難です。その流れで、この8年近く政権を引っ張ってきた総理大臣まで辞めてしまう未曽有の事態になりました。様々な要因が絡み合ってのことだけに、致し方なかったと思いますが、コロナの収束も経済の安定もどのようになるかは全く未知。そんな中で、とりあえずは釣りの世界が良い状態で商売ができていることは本当に有難い話です。緊急事態宣言が出た直後、人の動きは制限されるも、気候は良くなるタイミングと重なったこともあり、釣りを含めたアウトドア市場はそのあたりから盛り上がりをみせていました。それと同時に世の中には8割減、9割減或いはそれ以上に売上の落ち込んでいる業界さえあるわけで、我々の業況が良いという事は積極的に発信し難いような感がありました。ただ、それもこう長く続いてくると、さすがに世間の注目を集めるようになり、とても隠せない事実となりつつあります。もちろんこの好況も世の中のニーズに因るものなので、後ろめたいことなどありません。こうなったら素直に有難い現実を受け止めて、肯定的に発信するのが良いのかなと。というより、すでに業界内からも「バブル」という言葉さえ頻繁に聞かれます。ここからは下品にならない程度にこの活況を前向きに発信するとしましょう。
写真は現在絶好調の「サビキ三昧」。発売から約2年が経ちましたが、現代のビギナーさんにはこういったチューブタイプが好まれるようです。在庫がなかなか貯められない状況が続いて、先月には充填の設備を増強して生産力をアップ。それでも、まだまだ足りないくらいで嬉しい悲鳴です。9月は大型連休もあり、商機を逸さないように総力戦で頑張らせていただきます。