コラム
コラム 2019.07.31

無事に梅雨明け、さあ夏休み

五目釣り名人さんが釣られた天然ウナギ

遅れてきた暑さの中、7月が終わります。

史上最も遅い梅雨入りのおかげで、今月も前半から中盤はどんよりムード。天気予報にもオレンジの表示がない日が続いて、随分長く青空から遠ざけられました。梅雨入りがウンと遅れた分、明けるのも相当遅くなってしまうのか心配されましたが、近畿では例年よりも少しだけ遅かったものの、一気の夏モードに。先週初めのミニ台風が、梅雨の幕引きをしてくれた感じです。去年の以上に早い梅雨明けと暑さも大変でしたが、今年も一気に暑さが来て身体のキレがイマイチな人も多い事でしょう。暑さにだんだん身体が慣れてくることを「暑熱順化」というらしいですが、近年は春と夏が短くなって、暑さも寒さも一気に来るようになってるので、体調の管理は個々人が気をつけねばなりませんね。

ここしばらく特に目立った釣りモノもなく、淡々と夏休み景気に向けた準備をする毎日。大阪湾ではタチウオも始まり、ソコソコは釣れているようなので、週を追うごとに賑わってきそうです。サビキ関連も昨年に続いて大いに売れてくれることを期待しています。
そんな夏休みに向けた諸々の段取りの中、ひとつ大きく変わってきたことと言えば、運送各社さんの荷受けと発送の体制でしょうか。政府が掲げる「働き方改革」。国も本気だから社会の色々なところに変化が見えてきました。特に物流は運賃も時間も世間のいろんなシワ寄せを受け続けてきた業界だけに、先ずは稼働時間を減らす方向に大きく舵が切られています。具体的に言えば、集荷も配送もしない日の増加です。業界2トップのY社、S社と郵便さんは個人客比率も高く、ドンと休むのは現状難しいようですが、企業間取引がメーンの大手数社は今までにない体制や別料金発生の案内が出てきました。今までが余りに分の悪い仕事をしてくれていたものですから、これは致し方ないと思いますが、定着するまでにはちょっと時間がかかる心配もなくはありません。
それは結局、皆がみんな一斉に休むわけではないから、休みの受け皿になる側のお店等に商品や食材など届ける仕事は無くならないし、物流の止まる間の分をまとめて受け入れるにも限界があるからです。我々も余暇産業の一端を担う企業として、もちろん大きな休みの稼ぎ時は無いと困るわけですが、それを取り回す側がいつまでも割を食う仕組みから抜け出せないのも更に問題です。企業の努力ではどうにもならない問題だけに、今後の舵取りが見ものですね。

写真は某五目釣り名人さんが釣られた天然ウナギ。養殖用の稚魚(シラスウナギ)の激減で、ますます高価になり、行く行くは食べられなくなるとの声も。そんなウナギも一部マニアの方たちは結構釣ってたりするようです。過度なブームにして、これまた資源の低減をあおりたくはないですが、自分の食べる分を釣るくらいのイメージでどうでしょう?弊社でも専用のミミズでも開発しますかな・・・・
(※ウナギは釣り場によっては漁業権の問題もあるのでご注意を)

明日から8月、しばらく天気も安定しそうな感じ。皆さん釣行の際はたっぷりな水分補給で良い釣りを!