コラム
コラム 2017.01.09

1月、見事にフリーズ(@_@)

雪

昨日の陽気がウソのように、冬らしく1月が終わります。

穏やかなお正月も、それを過ぎれば普通に冬本番。のんびり骨休めと言っては先頭切って営業に奔走する社長に怒られそうですが、1月はだいたいこんなもの。ロケットスタートから見事な失速でしたが、これも想定内。ただし釣りモノが全くない訳ではないので、ちょっと寒さが緩むと想像以上にご注文の電話が鳴ったりもしました。

そんな中で驚いたのは、ちょうど一週間前の雪。写真は当日朝、会社から徒歩圏内にある我が家の前ですが、当地では記録的な積雪です。この日、大阪でも降らなかった雪が和歌山を真っ白に覆い、高速道路はおろかJRまでもが串本の向こう側までぐるりと運休に。あまりの不意打ちに取材映像も撮るタイミングを逸したのか、ニュースで報じられたのも僅かでした。27年ぶりのレベルというから、かなりレアな景色があちこちにあったはずなんですが・・・。

さて当ブログでは、魚やエサの資源に関する心配事を再々つぶやいている訳ですが、昨日今日のニュースでイカが歴史的不漁と報じられています。今朝はNHKの7時のニュースでも大きく取り上げていました。年末にもちょこっと書いていたのですが、人も食べるしエサにもなるようなサンマやイカは、釣り人の皆さんにお安く提供するために、獲れすぎて値崩れしているような時に買うのが常套手段。なので高値が続くと買えなかったり、不漁も極まればモノ自体が無いという事態になります。

イワシ、サンマ、イカなどは長期的な周期で増えたり減ったりを繰り返すもので、今回のイカもそういうタイミングではあるそうですが不漁は世界的。しかも獲る量は確実に増えてきているので、過去にも繰り返してきたパターンだとは楽観できないでしょう。さすがに地球レベルの事象は、何か手を打っても効果が見えてくるには時間を要するでしょうし、打った手が正解かどうかもわかりません。ただひとつ、獲って加工しても消費されるタイミングを逸して廃棄されるものだけは極力減らさねばならないでしょう。獲ってなんぼの人、加工してなんぼの人、売ってなんぼの人、それぞれ守らねばならない立場があって、何とも難しいところでありますが、手遅れになる前に何とか・・・。

さあ明日から2月。まだまだ冬ですが、近づく春に向けて順次スイッチを入れていきます。