8年ぶりに高速延伸!
ようやく夏らしい日差しの下、7月が終わります。
今年もしっかりと「梅雨らしい梅雨」が続きまして、今月も半ば過ぎまでは週間天気にお日様マークがほとんどナシ。おまけに台風の連発にも見舞われて釣り人の稼動には大きく影響しました。本当に梅雨が明けるのか?と思うほど嫌~なムードに支配されましたが、終わってみれば例年並みのタイミングでの梅雨明け宣言です。しかし実に中身の濃い梅雨だった感があり、かなり損をさせられた気分は否めません。プラスの反動でどこまで取り返せるか期待しましょう。
さて明るいニュースといいましょうか、今月の12日、和歌山県にとっては大動脈とも言うべき高速道路の延伸がありました。我が町みなべまで来たのが2003年。その先、田辺まで伸びたのが2007年で、そこから8年かけて2区間約14キロ「南紀白浜」までが開通しました。一時はもっと先になると思われていた開通でしたが、今月は皇太子殿下の和歌山行啓に高校総体の開催。そして秋には国体が開催されるというイベントラッシュ。どうやらこれに間に合わせるという流れで工期が早まったというのがもっぱらの噂です。
驚くべきは白浜の先「すさみ」までの24キロも9月には開通させてしまうとのこと。これは釣り人にとっては大きなアシストとなりましょう。84年に海南湯浅道が開通して30年余り。それ以降、広川~御坊~みなべ~田辺と順次延びてきたことで、釣り人の行動範囲を広げてきました。それでも京阪神からの釣り人にとって白浜から先のすさみや串本は遠く感じる人が多かっただけに、今回の延伸がプラスに働く部分は小さくないでしょう。これからの新しい展開に注目です。
写真は南紀白浜の入り口付近。白浜と言っても観光地の白浜エリアよりだいぶ先にあるから、当地に馴染みのない人には結構違和感がありますかねぇ。何と今は新しい区間を無料で走れるので、空いてるタイミングを見はからって是非お試しください。