ああ、灰色の8月よ
ころころ変わる天気の下で8月が終わります。
ひと月前、何だかんだ言いながらも例年の夏が来たかな~?と思ったのも束の間、日本全国の至る所に激甚災害をもたらした異常気象は、釣りの世界にも大きな影響をもたらしてくれました。とにもかくにも、まずは各地で被害に遭われた方々には心より御見舞、そしてお悔やみ申し上げます。
写真は昨日の午後、弊社から車で10分ほどの目津海岸。県外の人たちがたくさん来るようなメジャーなビーチではなく、もともと地元民の憩いの場的なポイントですが、実に寂しい情景です。決して意図的にこんな写真を撮ろうと働いたわけではないのですが、まだ8月なのに灰色の空の下、人影もナシ。何だか2014年の夏を象徴するかのような構図になったので、思わずアップしました。
近年の当ブログ、やたらとこういう気象ネタに偏っているのも書いててイヤになってしまうところもあります。しかし釣りにしても原料の調達にしても、弊社の動きの根源がそこに大きく左右されるので、結局は離れられないのが実際のところ。人間の思うようには運ばないのは重々承知とはいえ、今少しの平穏が欲しいものです。
今月は雨の影響もさる事ながら、妙な風にも悩まされた地域が多かったのではないでしょうか。秋ならまだしも、一番暑い盛りにこのような傾向はちょっと覚えがありません。遊漁船の稼働にも結構な影響がありましたから、当然弊社の出荷量にもダイレクトに響きました。もしも盛況すぎたら、先々の在庫が心配されたイワシやアミエビも若干余裕が出たかも?という見方もできなくはないですが、出るべきタイミングでこのようなことがあると焦りを感じるのも事実。とにかく近づく最盛期に期待するといたしましょう。
週明け9月からは幾分天気も安定しそうな週間予報ではありますが、これも毎日コロコロ変わるのであまり信用はできなさそう。とりあえず、その時その時を一生懸命に・・・。