コラム
コラム 2013.09.30

まだ書いてるかな?七年後

大阪湾、若狭方面で人気のあるアコウ

ちょっと秋らしい感じで9月が終わります。

8月後半から今月上旬にかけては、週末ごとに天気の廻りが悪く、トドメに台風の日本横断に洪水。おまけにあちこちでの竜巻発生と散々な前半でした。確実に気候は変わってきており、釣りのシーンだけ見ても過去の常識やパターンは適用できません。例年は晩秋で終わる大阪湾のタチウオの船釣りが今年の桜が咲く頃まで続いたり、泉南で結構型のいいヘダイが釣れてみたり、かつては考えられない出来事がいっぱいです。タチウオのようなパターンを考えたら弊社も原料調達の部分で、過去の常識にとらわれないスタンスが必要になってきますが、さすがに難しいんだなぁ、これは・・・。

今月の大きなニュースとして、7日に2020年の東京オリンピックが決まりました。
不安な材料もたくさん内包しつつ、資源のないこの国が、新しい何かに切り返すチャンスを得たのは間違いないはずです。そして、この報道でよく言われていたのが「7年後の自分」。私もハッとして、自分の年に7を足したり、身近な人も計算し、そして会社のそれも考えたり・・・。

自分なりに仕事のことも家族のことも将来についてはこれまでも考えてはいたつもりでしたが、あらためて「ハッとした」感覚は何でしょうか?多分10年とかいうよりは微妙に短く、イメージしやすい時間だからでしょう。幼稚園児は中学生に、小学6年生ならハタチ前、高齢者の誰ソレはご存命か?う~ん・・・等など、ほんとに色々考えました。そして会社は・・・。

気候の移ろいのみならず、釣りのスタイルがどんどん変化していく中で、弊社の未来予想図も早急に、そして具体的に描き始めねばなりません。そのことを考える良い機会となりました、ハイ。2020年に今月のこの稿が振り返れたらいいのになぁ。

さて、ここからは書き入れ時。月の中盤以降は、ようやく天気も落ち着いてきて、おでかけ日和の週末が続きました。この流れ10月も続きますように!

写真は大阪湾、若狭方面で人気のあるアコウ。図鑑に載る標準和名は「キジハタ」ですが、当地では以前も今もお目にかかりません。ハタ系の魚は多いんですけどね。