秋に向けて仕込み着々
ちゅっと芳しくない天気で8月が終わります。
週初めからじわっと西日本に向けて近づいていた台風は、昨夜の間に低気圧に変わりました。しかし、結構な広範囲に雨風をもたらすものとなり、8月というか夏休みを締めくくる最後の週末に水をさしてくれました。
歴史的に雨の少ない夏でしたが、ようやく降るようになったと思えば、また極端な豪雨が多発。
「かつて経験のない○○」と、
ついに天気予報での表現方法までも新しい言葉が用いられる始末です。こう毎年続くと、確実に気候が変わってきたと考えるべきなのでしょう。
こんな気候続きでは、お魚さんの動向も何が起きても驚けませんが、とりあえず秋は確実に近づいています。イコール商売として最大のヤマ場なわけですから、それなりの準備だけはせねばなりません。冬場の閑散期以降、新しい製品のリリースや古くなったパッケージの更新など、今季はソコソコに仕事が進みました。その中のひとつ、原料の調達ができなくなった「大粒アミ」に代わる製品がこれです。
「Gクリル 堤防チョイ投げ」
サヨリ釣りを主に、刺しえさ用の大粒アミエビは特定のシーンで絶対的なご支持をいただいてきました。しかし近年は不漁続きで多くのユーザーさん、小売店さんから「何とかならぬか?」のお声をいただくも、獲れない限りはどうにもなりません。ただ、弊社の立ち位置からすると「獲れません、有りません・・」と発するだけでは済まないのも事実。結果としてオキアミの極小サイズを選って、使いやすい性状に加工して製品化に至りました。決して大きな市場ではないのかも知れませんが、中身に名前に多くのスタッフが知恵を出し合い、秋に間に合わせることができました。ぜひ一度お試しください。
さあ、楽しい秋の釣りができますように!