コラム
2012.02.29
待たれる吉報
4年に一度の29日で2月が終わります。
今年も冬らしい冬となり、さすがに海水温もグッと下がり、商いも閑散期です。この冬は当地でも雪の舞う日が結構あり、大阪から来る業者さんが「大阪でも降ってなかったのに」なんてことさえありました。
この時期は工場設備のメンテナンスなどをやってしまうのに格好の時期。初旬には送電ケーブルの交換で、事務所から工場までが数時間停電状態になる大掛かりな工事もありました。暇な時期、そして冷凍庫への送電が一時的にストップしても差し支えないタイミングを選んだわけですが、その日の寒さは忘れられません。
中旬には先月もお報せしていた三陸アミエビの復興を現地に行って確認するため、数日間滞在してきました。事前に聞いていたとおり助かった船はソコソコあり、操業が再開されます。失われた加工施設や冷凍庫なども、元通りとは行かなくとも前に向いて動き出しています。あとは以前のようにアミエビが獲れてくれることを願うばかりです。
昨年は急遽間に合わせで流通した中国産アミエビでしたが、国産品との違いから従来の品を求める声が圧倒的でした。その期待に応えられるかもうすぐちゃんとした答えが出そうです。春はそこまで!
写真は本社から望む夕日。実は4週ほど前のもので、今の日の入りはさらに右寄りに傾いています。