やっぱり、これしかないわ・・・
昨日はこの時期にしては強い雨、今日は一転して寒波が接近で、12月が、そして2019年が終わります。
今年は早くから暖冬と言われたとおり、きつい冷え込みもなく年の瀬を迎えました。当然、海の中も冷え切ってはおらず、釣りに行けそうな天候であればそれなりの人出があって、商売的には悪くない状況。年明けの天候もまずまずの予報が出てることもあって、最後の追い込みもソコソコの商品を出荷出来て、良い感じのフィニッシュに。各地で大きな災害が発生するなど、今年も波乱含みの一年だっただけに、悪くない終わり方にはホッとする次第です。
31日にも配送に走らねばならない一部の営業コースを除いて、大半のスタッフは30日が仕事納め。世間的にはほとんど正月休みに入っておられるので来訪者は少なく、銀行さんあたりがパラパラ来られる中、カタログの制作をお願いしてる業者さんが大詰めに差し掛かってるチェック原稿を持って来てくれました。そこで社長が出したリクエストは「今年も”浜市女子力”という謳いをしっかりと!」というもの。
これは2019年度版カタログの冒頭で、弊社製品の多くが女性スタッフのきめ細やかな手作業で作られてるということをガツンとアピールしたもので、2020年版にもそのことはしっかりと押さえて、というリクエストでした。制作者の側としては同じパターンが続かないように違ったものを提案してくれていた訳ですが、社長は是非にと。結局、その要素を含んだ修正版のビジュアルを年明けに組みなおしてもらうことになりました。
社長がそうこだわったのも、やはり工場での加工エサがますます会社を支えているという傾向が顕著だからなんです。昭和から平成の初期までは、オキアミやアミエビの冷凍ブロックが売り上げの中で大きなシェアで、今では考えられない物量でした。それが21世紀に入った頃から釣りのスタイルも変わり始め、冷凍ブロック品の減衰、そして細分化した用途の加工エサがどんどん増える流れに。今後もそれが変わることはないでしょう。
毎年12月のここでは、弊社らしい地道な仕事こそが生命線だ・・・という結びになりがちなんですが、今年も社長の一言から同じ着地点に。これしかない!地道にコツコツ・・・。
2020年も釣らせ名人 浜市の釣り餌を宜しくお願い申し上げます。