ゴールデンウィーク真只中で４月が終わります。

分散型と言われる２０１４年のGWで、近畿では昨日がちょっと荒れ模様。雨は今日にかけて東へと移動して行きましたが、今年のGWはおおむね天候に恵まれそうです。たとえ魚は釣れていても、天気が悪ければ人出、特にファミリー層はガクンと少なくなりますから、我々にとっては最も有難い展開です。

明日から５月ということは、今年も３分の１が過ぎました。冬場の閑散期はメンテナンスに勤しみ、同時に原料調達へ例年どおりのメニューをこなすパターン。特に大きな問題もなく推移してきましたが、小さな課題は色々です。中でも各種原料調達に関しては、ここで再々つぶやき＆嘆くように、「欲しい時に」「欲しいサイズが」「欲しいだけ」集まらない傾向が年々高くなっています。様々な環境変化がある中で当然と言えば当然でしょう。もちろんユーザーさんの要望レベルが上がっている部分もあり、一括りに環境問題とするつもりはありませんが、少なくとも小魚にせよオキアミ、アミエビにせよ「獲れ過ぎて」困っているようなものは何もありません。先月のここでは、調達や加工、流通の面倒を買って出ているところに弊社の存在意義が在るように綴っていましたが、実際に個々のアイテムに目を向けた場合はなかなかしんどいです。切身ならまだしも、エビ類や小魚で原体そのものを使われる商品は、そのサイズ云々が最大のポイント。他社にはできない面倒事を引き受けつつ、同時にサイズに振り回されない商品群をもっともっと作らねばと痛感しています。知恵を出して、どこまで切り抜けられるのか、踏ん張りどころです！

写真は昨年発売した「Gクリル堤防チョイ投げ」の中味。
従来の定番アイテム「大粒アミエビ」の原料が全く見込めなくなったことから、オキアミの極小サイズを代替原料として発売しました。おかげ様でこれはなかなかのヒットで、ビギナーの動く時期にはよく売れています。比較的似た代替原料で切り抜けられただけ、これはまだマシな例でしょうか。何れにせよ、頭の痛い問題山積です（笑）。