確かに、春を感じながら３月が終わります。

冬らしい寒さから解放されたかと思ったら、今度は全国的にも大騒ぎしてるように、桜が異常な早さで開花。春の到来は商売的にも喜ばしいはずですが、何か妙にスッキリしないこの感覚は何でしょう？私だけ？

先月も書いた大阪湾発タチウオの遊漁船は今週末でもまだ稼働されました。これもここまで来たら、どんな幕引きになるのかわかりませんが、あまりに大きく例年のパターンを外れると、何らかの反動を心配せずにはおれません。桜にしてもタチウオにしても、事前の流れから予測ができたものなら心配はしないのですが、突然すぎる極端さがどうにもこうにも納得できんですなぁ。

春なのでアミエビを筆頭に色々な原料調達に余念がない時期なわけですが、こうも例年にない事象が連発すると、欲しいものがちゃんと獲れてくれるのか気が気でありません。平年、試験曳きなどで獲れていても、本番で獲れるのかどうか、ただでさえ気になるのに、こういう異様な出来事を見るにつけ、やはり心配が先立ちます。たとえアミエビはうまくいったとしても、今や弊社が確保すべき原料の種類は拡大の一途。何かのアイテムでは必ず異変は起きると覚悟しています。

まぁ、マイナスなことばかり考えても仕方ないのですが、釣りの現場で次なるプラスのサプライズが起きることも考えられるわけで、とにかく興味津々の２０１３年春であります。