長い秋を楽しもう
深まる秋を感じながら10月が終わります。
ひと月前は台風の直撃を案じながらヒヤヒヤの月末でしたが、いくぶん遠くを通ってくれたおかげで、大きな被害はなくてすみました。書き入れ時の今月は週末のタイミングで雨に祟られることもありましたが、土日ないし3連休が丸ごとやられたわけでもなく、それなりに納得せねばならない天気のリズムだったでしょうか。
春から夏に貯め込んだ製品がどんどん出て行くこのシーズンは、非常に気持ちの良いもので、弊社全体が活気づきます。毎年の流れを見ながら原料を調達し、加工したりするわけですが、魚が同じように釣れるとは限りません。最近のタイムリーで確かな釣果情報が発信されるご時世にあっては、釣れなければ人出が止まる傾向にもあります。なので、人気のある釣りモノが盛期にかかって釣れるかどうかは、天気以上にきになるところでもあります。
幸いにして今シーズンは大きな期待を裏切ってるような例もなく、どのお魚さんもフィールドを賑わせてくれてるようです。あとは秋から冬へどう移行するか。とにかく近年の気候は春と秋が短く感じられるような傾向にあるので、釣り人も魚も「早仕舞い」にならないような長~い秋を願う今日この頃です。
写真は連日賑わう神戸沖のタチウオ船の群。近年は泉南からの船もこの海域に集合。弊社からのイワシも物凄い量が消費されているはずです。