さすがに参ったなあ・・・
いろいろありすぎた9月が終ります。
ちょうど一ヶ月前のここで「ジワっと接近中・・・」と書いてた台風が、とんでもなくやらかしてくれました。紀伊半島に観測史上最大雨量をもたらし、そして月半ばにもう一発。3連休が2回の9月にこれではたまりません。このレベルにまでなれば雨風が去っても、海の濁りやゴミの漂流も半端ではなく、現場の稼働率が極端に下がります。しかしそれ以前に地域のインフラや生活基盤が侵されたところがたくさんあって、「釣りどころではない」人がたくさんでてしまったのが痛恨です。全国のニュースでご覧のとおり、紀伊半島各地で甚大な被害が出ました。今だ連日のように報道される地域以外にも、中規模以下の被害はたくさんあります。農作物の被害などはこの先になってやっとわかる部分もあるでしょう。いつもここで言っている「自然のことだから・・・」のセリフも、この期におよんでは流石につらいです。何はさておき、災害に遭われた全ての皆様にお見舞い申し上げます。
今月は海の状態がこんなふうになってしまって、どうなることやら気が気でありませんでした。しかし意外にもこの南紀沿岸でも季節の魚が結構釣れているからわからないものです。これは海の包容力というのか、自然とはそういうものなのか?大波で荒れ狂い、泥水が流れ込んでもどこかに逃げるすべがある証拠。一部地域では養殖イケスの魚が大量死し、大きな被害が出てしまったようですが、天然魚については不思議なくらいに戻っていたりするのです。漁業者さんの細かい情報までは存じませんが、釣りモノだけを見る限りは大きなダメージは感じられません。とりあえず、各地の復旧工事がスムーズに運ぶよう、そしてレジャーに人出があるよう、天災もこれくらいで終ってもらわないと・・・。
いよいよ10月、いろんな釣りモノが楽しめる最高のシーズンです。皆様もいい釣りができますように!