新しいホームページも11日に立ち上がり、このブログも過去分ともゴッソリ無事に引っ越し完了。記念すべきその一稿目、季節感を大きく狂わされての8月雑感です。

コロナ禍でただでさえ世の中の動きが制約される中、今回の歴史的な雨続きには本当に参りました。例年お盆休みの前後は荷動きが激しく、交通渋滞との闘いも含めて大わらわのひと時。そんな書き入れ時とあって、弊社では全員揃っての休みがありません。今年はそのお盆休みを中心に前後の期間も含めて雨にたたられて、まさに「商売あがったり」です。そして今頃になってガッツリ暑い毎日。今年は早い梅雨入りから早い梅雨明けへと推移しましたが、結果的には長～い梅雨の中休みを経て、あの大雨で締めたような感じでしょうか。

オリンピックとの兼ね合いで今年は少しだけ遅く始まった高校野球も、雨に翻弄され続けて都合7日の順延に。普通なら盆休みのドタバタがひと息ついた頃に閉幕し、夏の終わりを感じるところが今回は29日にやっと終了。これも季節感を狂わす一因か。100年もやってりゃ、こんなこともある・・・ってな見方もできなくはないでしょうが、地球のあちこちで起きている天変地異。多くの識者が言うとおり、温暖化に因る異変は間違いなさそうです。

大きなマイナスを背負った8月の商売。備忘録も兼ねたこのブログを辿って、似たようなパターンを振り返ってみると広島で大きな災害が起きた2014年が最も近い状況でした。あの8月は近畿でも本当に晴れの日が少なく、たっぷり準備した商品が捌けない毎日。結構な閉塞感に覆われていたのが思い出されます。しかし月が変わって9月には状況が一変し、好天続きに商品の在庫も貯まらない大わらわの状況となりました。今年も是非そのパターンをといきたいところですが、振れ幅の大きな気象の変動ぶりには、良いことばかり考えず、足元を見てしっかりとした備えが第一ですね。

写真は29日、弊社近く森の鼻の防波堤で暑さに負けず、８月最後の日曜日の思い出を作る人たち

9月は釣り日和な日々が続きますように。