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全国の釣果レポート 2022.01.05

2021年末、荒天の合間を縫って 鹿児島・甑島 鹿島エリアのグレ

住田雄司さんのレポートです


寒グレシーズンきたる!?九州西岸「東シナ海」は時化ばかり!
というわけで私がホームとしている南九州の西岸一帯は目下北西風が吹き荒れています。特に今季は荒天日が多くありますが、そんな時化で困ることは釣りに出られないこと…とそれはそもそもの話で時化後海面が落ち着いてからいざ釣りをしてみても釣れないことがあり、これが大変。岸近くは水深が浅いため底荒れしやすく水温が激しく変化してしまうからですね。
そんな中12/26は、敢えてその食い渋るグレのいる海へ実釣トライしてみました。
場所は甑島、私のホームです。当日は鹿島エリアの西磯へ。魚影が濃いエリアなので瀬際狙いで全層を探るとすぐ何か釣れるはず…でしたがエサ取りすらいない状況でした。こんな時甑島では海溝を狙います。しかし、そこも無反応です、寒さで体が動かない魚ばかりなのでしょう。
そこで活性を上げるためにコマセにサビキ三昧とイワシ三昧を合わせ入れました。


コマセのベースには今一番気になる配合材の鬼集フカセを使います。

この新製品はサビキ三昧やイワシ三昧と合わせるとその粘りでとてもまとまりが良くなり“超遠投”が可能です。ただ練り込んでいるわけではないので着水後のバラケ具合も理想的なスロープを作っています。ボイルも入ったコマセですが力をいれた投入でも空中で割れ飛散することなくとても良い使用感です。
鬼集フカセは今後の武器になりそうで期待大ですね。


そこへ合わせたツケエは「Gクリルウルトラハードのコマセあえ」。Gクリルウルトラハードを鬼集フカセとサビキ三昧イワシ三昧のコマセに漬けたものです。


これは、コマセに浸ったオキアミをよく食う状況下でコマセの中から取り出したオキアミをツケエにし使うことがありますが、混ぜた後のバッカン内のオキアミは型崩れし、ハリ持ちがとても悪く投入時にも外れるなどトラブルが多くなります。そんな時にコマセの味と匂いや色味を添加させたGクリルが活躍してくれるわけです。ハリ持ちはそのままにコマセと同調するツケエになってくれます。


ということで、水温の影響が色濃かったその日、低水温下数は出ないなかでも45㎝クラスの口太を出して納得いく釣果となりました。食い渋り対策にも普段の釣りにも手放せないGクリルです。

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