岩橋稔さんのレポートです
4月23日（土）いつもはグレを狙っての釣行ですが、この時期限定のチヌ狙いで浜市本社の在る和歌山・みなべ町に行ってきました。この地域の磯は写真のように非常に平べったく、その日の波の状況や時間帯によって足元を波が洗う独特の釣り場です。

当日上がったのはシモカという磯でしたが、ここ最近全く釣り人が上がっておらず「釣果は期待できない」と船長。逆に俄然ヤル気が出たものの、実釣開始と共にテンションがダウン！全くサシエサを触られない状況で、船長の言ってた事に納得しながら仕掛けを打ち返します。

しばらくして沖の方まで流していたウキに反応があり、上がってきたのは磯ベラでしたが少しは生命反応が出たかな？と思っていると、隣で釣友が大きく竿を曲げました。ゆっくり魚との距離を詰めてみると、本命のチヌ。約40センチでしが本命GETに嬉しそう。

私も続けと遠投で仕掛けを投入して流していくと、いきなりバチバチ！っと道糸が弾けました。手ごたえから、かなりの大物と感じゆっくりとやり取り。チヌなら間違いなく年無しサイズ！シモリの突っ込みも何とか交わして浮かせてみると縞々模様。んっ！？チヌではなく、何とイシダイでした。何とかタモで掬い、思わぬ嬉しい外道をパチリ。底物狙いの人でも納得の45センチをオキアミで釣ってしまいました。

その後も本命チヌを狙うものの全く反応がないので、思い切ってポイントをチェンジ。また刺し餌も「Gクリル（生）」から「ムキエモン」にチェンジしての３投目にウキがゆっくりと海中に。チヌ独特の頭を振る感触が伝わってくるのを楽しみながら取り込むとナイスサイズのチヌ45センチ。

嬉しい外道に加え、最後はちゃんと本命も手にして満足の一日となりました。

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