ブログ
全国の釣果レポート 2024.06.03

グレ釣り数を釣るか型を釣るか試行錯誤が面白い

住田雄司さんからのレポートです

鹿児島の、離島ながらも手軽に釣りができる「甑島」からグレ釣りのレポートをいたします。

現在鹿児島県内全帯が梅雨入り目前という季節にありますが、甑島では潮が走るところで梅雨グレさながらの数釣りが、潮がじっくり程よく流れるところでは型狙いもでき面白い状況です。

数釣りとなるところでは、13時の回収までに20枚30枚と35㎝前後を入れ食い状態になることも多く浅いタナで手返しの鍛錬みたいになります。型を狙うなら、潮が落ち着いているところで少し深く釣ることが多くなりますが上手に底タナまでツケエとマキエを合わせて釣るなど産卵後の渋い釣りに似た要素もありテクニカルで面白くなります。

尚、数を狙う際は群れるグレの活性を落とさないような釣り方をします。マキエの投入位置を都度少しずらして群れを走らせ、その端から丁寧に掛けていくとよいでしょう、マキエに群がる群れの中心に仕掛けをダイレクトに投入し釣り続けるとスレてしまうので要注意です。

型狙いの場合は、マキエとの距離関係に気を付けていきます、マキエのどの辺りに出てくる個体が大きいのか見極めなければなりません。また仕掛けの投入タイミングも考えます。ツケエは小型が食べにくいような大き目のものを選び使いましょう。小粒しか持ち合わせがない時は二匹掛けても構いません。

私は甑島でサイズを出したいと思ったら即LLサイズのGクリルを使っています。他にオキアミボイルもマキエに後混ぜし少しずつ撒いておけば使えるタイミングがきます、ボイルは型の良いグレが釣れることも多々あるので必ずローテーションの中にいれています。尾長も混じるフィールドならオキアミボイルはより活躍するエサとなるでしよう。余談ですが、熊本県天草高浜や大分県米水津ではチヌも表層まで喰いあがり釣れてきました。


以上鹿児島の現在のグレ釣りレポートでした。

製品詳細はこちら